Hooney Got His Pen

映画の感想と勉強日記

映画『ヤクザと憲法』 感想

話題作ということで観に行ってきました。客席が物々しかった…笑 平日の昼間から、立ち見まで満席。なかなかない劇場の雰囲気だった。「ヤクザと憲法」というテーマをどこまで掘り下げているのかは疑問でしたが。ヤクザの実態は普通見れないものなので、それ…

『ザ・ウォーク』 感想

映画『ザ・ウォーク』特別映像 2016年1月23日(土)公開 - YouTube良かったところ3つ、後悔を1つ挙げます。①予告編に良い意味で裏切られた予告編の通り、「世界貿易センタービルにワイヤーを繋いで、それを渡る話」といえばそれまでなんですが。でも、実はこ…

ブリッジ・オブ・スパイ 感想

あらすじ冷戦時代。アメリカ、ソ連でそれぞれ逮捕されたスパイを交換しあうということがあった。歴史的には、「スパイ交換をきっかけに、冷戦はデタント(雪解け)の時代に入る」というような解説がなされる。しかし、その裏にはアメリカ人弁護士ドノヴァンの…

お気に入りの芸人

www.youtube.com 尼神インターの漫才が大好きで、毎日見てしまう。爆笑するし、何より元気が出る。先日、尼神インターの単独ライブに行ったのですが、さらに好きになりました。誠子さんは気立てがよくて、開始直前まで ファンに対応していて、終演後もすぐに…

真魚八重子『映画系女子がゆく!』 (青弓社、2014年)

映画秘宝のムックや、朝日新聞の映画評でおなじみ・真魚八重子さん初の単著。映画秘宝では手際のいい映画評に好感を持っていたし、朝日新聞での映画評も安定感がある。「映画系女子」という、一見すると引っかかる書名に惹かれて購入。「女子」という言葉へ…

あの娘、早くババアになればいいのに

【2014年公開】評価70分と短いし、予算の規模も考えると良いと思います。ストーリー自分の娘(微妙にややこしい設定あり)を「世界一のアイドル」に育て上げようとする父親。毎日夜は、父親と娘のレッスン。娘役の中村朝佳はかわいい。美人というわけではない…

映画『クリード チャンプを継ぐ男』  感想

大傑作!驚いた。 アポロには実は息子がいて、その息子をロッキーがトレーナーとして育てる…。初めてこのストーリーを聞いた時は「なんだそれ?」と思ったし、はっきり言って鼻で笑ってしまった。「おいおい…、『ロッキー ザ・ファイナル』でシリーズの有終…

『コーマン帝国』(2011年) 感想

B級映画の帝王を描いたドキュメンタリー映画 ドキュメンタリー映画として、「普通に」面白かった。アメリカ製のドキュメンタリー映画らしいというか、過去の映像がきちんとしたタイミングで使われていて、まとまりがある。アメリカ製の方法論というのがある…

2015年 映画 ベスト5

数えみると、2015年は映画を101本観ていました(7割は上半期に観たものですが)。そのうち新作は20本ほどですが、ベスト5を選んでみました。マッドマックス 怒りのデス・ロードシェフ 三ツ星フードトラック始めましたイミテーション・ゲーム エニグマと天才数…

ニュースをどこで読むか

ゼミで扱う英語記事大学のゼミには2つ所属している。片方のゼミでは毎週英語の記事を皆が読んできて、1人が発表して、先生を交えてみんなでディスカッションをする。僕を合わせて3人しかいないので、ひとりひとりが発言する機会が多くなる。特に僕はよく喋…

小悪魔はなぜモテる?! easy A

エマ・ストーンのベストアクト。助演よりも、まさにこういう主演映画が観たい。「辛い時はユーモアで乗り越えるのよ」というお母さんのメッセージにやられた。それに茶目っ気たっぷりで応えるエマが最高。あと、エマ・ストーンは優しい。その優しさゆえに困…

サウダーヂ 【追記あり】

http://www.saudade-movie.comよくこんな映画が撮れたものだ。日本映画史の中でも重要な一本。点数はつけられない。あのシーンにははっきり嫌悪するが、それも含めて凄まじい映画だった。ちなみに、映画のテーマは「土方・移民・HIPHOP」。僕の知らない「郊…

【メモ】地方自治

北村亘「大阪における政令指定都市制度の課題と対応」連合大阪「大都市制度等に関する研究会」,2015年02月http://rengo-osaka.gr.jp/whatsnew/data/doc/daitoshiseido_chuukan-houkokusho_150228.pdf北村先生の論文。整理されていて分かりやすい。「5・17住…

大阪のおすすめ映画館①「シネ・ヌーヴォ」

僕の最も好きなジャンルである「アメリカのコメディ映画」は劇場公開がほとんどされないので、それを観に映画館に行くことはあまりない。公開されるているものは有難がって観に行くが。家でDVDで観たり、hulu等のストリーミングサービスを利用したり。時には…

長谷川町蔵『21世紀アメリカの喜劇人』

2013年3月に出た本だが、最近改めて購入した。予想以上に素晴らしい本だった。 著者は、ティーン・コメディを論じた章でこう書いている。 「一見、他愛のないティーン・コメディは、決して短くない歴史を経て現在に至ったものだ。そして先人が築いたものが…

羅生門

10か月前のレポート 『羅生門』と聞けば、言わずと知れた芥川龍之介の短編小説である。観賞前、映画も原作と同じ内容なのかと誤解していた。そして、驚いた。羅生門が重要な舞台となってはいるが、芥川の他の短編『藪の中』をベースにしているそうで、ストー…

バック・トゥ・ザ・フューチャーの日

古本屋で見つけたパンフレット。3だけど。 この映画は何十回も見た。英語セリフと日本語訳が付いたスクリーンプレイも買って読んだし、マイケル・J・フォックスの自伝『ラッキーマン』も読んだ。 『ラッキーマン』は、パーキンソン氏病と闘うマイケルを知れ…

ヴィンセントが教えてくれたこと

ストーリーはこちらを↓映画「ヴィンセントが教えてくれたこと」公式サイト » STORY要するに、偏屈なジイさんと心優しい少年が、交流を通して互いに成長していく話です。『菊次郎の夏』『グラン・トリノ』なんかを思い出した。もちろん、北野武、イーストウッ…

ラグビー日本代表のW杯が終わった、そしてラグビーは続く

ラグビー日本代表のW杯が終わりました。 今回は、少なくとも1勝、頑張れば2勝できるのではないかと期待をもって見ていたのが、なんと南アフリカ代表スプリングボクスに勝っての3勝。ラグビーにとって、ニュージーランド代表オールブラックスと、南アフリカ代…

映画『バクマン。』感想

おなじみジャンプの人気漫画を、『モテキ』の大根仁監督が映画化。話題作ですし、映画レビューサイト等では概ね好評のようです。以下、ネタバレありです。 ストーリー 「優れた画力を持ちながら将来の展望もなく毎日を過ごしていた高校生の真城最高(佐藤健…

吉本 ラグビーイベントに行ってきた

昨日はこのイベントに行きました。スリム真栄田、ラグビー勝利に歓喜 - エンタメ - 朝日新聞デジタル&w吉本芸人ら日本代表に大興奮!NGKでラグビーW杯PV実施 : 芸能 : スポーツ報知ラグビーにゆかりのある吉本芸人と、ラグビーW杯に出場経験のある現…

ラグビー日本代表が決勝トーナメントに進出する可能性

2015 Rugby World Cup Pool B - Wikipedia, the free encyclopediaサモア戦の勝利は見事でした。かなり手堅い試合でしたが、その理由は五郎丸の「我々はチャレンジャー」という言葉に集約されていました。しかし、先ほど終わった南アフリカ-スコットランド戦…

ジャパン、スコットランドに惜敗…

南アフリカ戦の勝利で、日本中がラグビーブームとなっております。そんななか、中3日で挑んだスコットランド戦。結果的には10-45で負けてしまいましたが、前半は内容的には互角以上だったと思います。それだけに、内容で勝っている時間帯はリードを奪いたか…

ラグビー日本代表はなぜ南アフリカ代表に勝ったのか?

僕のラグビーW杯事前予想 正直に告白すると、あの南アフリカに勝つとは微塵も思っていなかった。その可能性すら考えたこともなかった。”いい負け方”しか考えていなかった。南アフリカを30~40点台に抑えて、ジャパン(ラグビーでは代表をこう呼びます)は…

映画覚え書き(2015年8月)

ヤコペッティの残酷大陸(1971) Addio Zio Tom - TRAILER - Gualtiero Jacopetti ... あの〈残酷〉監督が アメリカの巨大な傷口 から狂乱の歴史に迫り 遂に記録映画の限界を破る!「さらばアフリカ」から8年…鬼才ヤコペッティが 構想もあらたに全世界に叩き…

【書評】 『危機の二十年‐理想と現実‐』(原彬久訳)岩波文庫、2011年

今週のお題「読書の夏」 E.H.カー著『危機の二十年―理想と現実―』(原彬久訳)岩波文庫、2011年 E.H.カー(1892‐1982)は、H.J.モーゲンソーと並び、国際政治学の現実主義(リアリズム)学派を代表する国際政治学者であり、その先駆者とい…

ライヴ(2014)

山田悠介原作だが…井口昇は最も信頼できる監督のひとり。本作は山田悠介原作だけど、侮るなかれ。なんと、「原作をヒントにしろ!」と言われた登場人物たちが、実際に原作を手にしながら行動していく。この前代未聞の原作映画、設定の時点でかなりおもしろい…

ベイブ

1995年、脚本はジョージ・ミラー。続編では監督も担当している。もちろん、あの『マッドマックス』シリーズの監督である。天才だとおもう。本気で。子ブタのベイブを主人公にした、ハートウォーミングな映画だった。物語は、農場主のおじいさんとベイブの出…

妻は告白する

初めに、本作で描かれる事件の概要を確認する。そして、若尾文子演じる主人公・彩子における身体的関係がもつ意味について考える。 『妻は告白する』は1961年の大映映画で、監督は増村保造。映画は先ず、法廷における裁判のシーンから始まる。若尾文子演じる…

【記録】上半期に観た映画たち

2015年1月〜7月 計70本(うち映画館で19本)○1月-10本ハナ 奇跡の46日間少女は自転車に乗ってそして父になるウルフ・オブ・ウォールストリートバッド・マイロ!ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!エリックを探してバッド・チューニングクライム・チ…