Hooney Got His Pen

映画の感想と勉強日記

2ヶ月


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 月日がたつのは早い。 もう韓国に2ヶ月いるのだ。あっという間だな。 これをあと5回繰り返したら、韓国生活も終わりだ。 そう考えると、長いような短いような。 振り返ったらあっという間だろうね。
 この2ヶ月ちょっと振り返ろうか。とにかく、 語学堂の日々だった。朝九時に授業が始まり、 昼の一時までぶっ通しでの韓国語の授業。 分からない単語が多くて、それを携帯の辞書で調べて、 さらに単語カードを作る。音声を聞いて自分で発音してみる。 その繰り返しの生活だった。韓国語にどっぷり使っていた。 これがまさに韓国に来た理由だ。韓国語にどっぷりつかって、 韓国語を上達させること。この2ヶ月で、ある程度、 その目的は達成したとは思う。
 韓国語の実力は伸びた。 演劇を見に行ったときもけっこう理解できたし、 映画もそうだった。韓国語が口をついて出てくるようになった。 韓国語の作文もけっこう定期的に先生に送っているが、 先生からの修正も少なくなってきた。 いい習慣をつくったとおもう。
 研究はどれくらい進んだだろう。まずまずだとは思う。去年、 口頭で発表したものを論文化する作業を進めた。一本、 新たに論文を完成させた。よくやったと思う。あとは、 新たな口頭発表の準備。これもほぼ終わった。 6月は発表ラッシュだけど、うまく準備できていると思うし、 順調に進んでいると思う。
 疲れはどうだろう。これもある程度うまく対応してると思う。 たしかに、最初の2週間くらいはきつかった。 なかなか厳しかった。なれるまでは大変だった。だけど、 1か月たたないくらいで慣れてしまった。 語学堂の授業にもスムーズに入っていけるようになったし、 授業中もガンガン発言している。いい傾向だと思う。 20分のプレゼンもそつなくこなした。 スライドもたくさん作ったし、20分間、韓国語で話し続けた。
 大学院の授業もこなした。うまく力を抜くところは抜いて。 集中するところは集中して。ずっと集中しているのは疲れるし、 そもそもその必要はないのである。 研究で使うような韓国語の単語もけっこう覚えることができた。 まだ大変ではあるけど、ある程度問題なく、 研究の話を韓国語でできるようになった。これは大きな進歩だ。 学術的なレベルというのが1年間の目標なので、 それに近づいていってるからだ。
 家はどうか。新たに住む場所を見つけた。 ベッドはシングルなので少し狭いけど。 引っ越しもまだやってないけど。 5月末までは寄宿舎にいることはできるので、 まだやらなくてもいい。そんなに焦らなくてもいい。 少しずつ進めたらいいと思う。それよりも、 すべて自分の力で住む場所を決めて、そこと連絡を取って、 実際に住むところまでいけたのが大きい。 なかなかできることじゃない。 普通は仲介会社なんかを使うところだ。全部自分でやった。偉い。 偉すぎる。立派だ。
 できてないこともある。旅行だ。行く暇が全くない。でも、 次の学期は少し時間に余裕があるかもしれない。 大学院の授業がなくなるから。とはいえ、 研究は進めないといけないのだけど。 ちょっと余裕をもって生活できるようになると思う。 機会を見つけて、タイミングを作って、 少しずつソウルを回っていこう。幸い、友達もできた。 自分から誘っていこう。
 こう振り返ると、本当に充実した2ヶ月間だった。このペースで、 体調にだけ気をつけて生活していきたい。