Hooney Got His Pen

映画の感想と勉強日記

メモリースタディーズとジェノサイドスタディーズ

 2つ、新しい学会に入った。メモリースタディーズ(記憶論) 学会と、国際ジェノサイドスタディーズ学会。 メモリースタディーズ学会は記憶論を研究している人たちの集まり 。ヨーロッパに拠点がある。ジェノサイドスタディーズの方は、 大量虐殺(ジェノサイド)について研究している人たちの集まり。
 正直にいうと、 どういう組織なんかちゃんと調べたわけではないのだが。 とりあえず入っておいて、 微妙そうなら更新しなければよい。 こういうのはとりあえず入っておいて、 メールやらなんやらは来るので、 そういう雰囲気を見て決めたら良い。 

 そこの学会誌の論文が読み放題になるのはいいことだ。 論文のタイトルを適当にブラウジングするだけでも勉強になる。 ツイッター見るよりはるかにいいだろう。 ツイッターは意味ないのでやめた。 フェイスブックは続けているが。 記事の宣伝なんかで使っているので。これからは、暇なとき、 携帯を見るときに、 学会のウェブサイトや論文一覧をブラウジングしようと思う。 それだけでもとりあえず数千円の価値はあると思う。

  記憶論とジェノサイドスタディーズの英語本を大量購入した。文字通り、大量に。今年1年はこれで知識を溜め込もう。

 英語本は先行研究のところ、理論パートに使う。直接的な、ド直球の先行研究ではない。それは日本語の本や論文にしかない。なぜ英語で書かれた学術書を読む必要があるかというと、海外の研究動向と接続しようと思っているからだ。海外の記憶論、ジェノサイドスタディーズはどのような関心を持って研究されているのか。それをざっとレビューする。それを先行研究のパート、理論のパートにする。研究の準備段階というか、前説、フリみたいなところ。

 「海外ではこういう問題関心をもって研究されています、日本ではされていません、僕は海外の研究動向との接続をにらみつつ、こういう研究をします」という流れに持っていきたい。そのために英語の学術書を読む。だいたい、1〜2週間くらいで一冊読める。月に2冊くらいは読めると思う。それを1年続ければ、20冊から30冊くらいは読める。

 買ったはいいけど、「やっぱりこれいらんな…」という本もあるはずだから(もったいないのだけど)、50冊くらいはおそらく読めるだろう。韓国にいるうちに、キンドルでサクサク読んでいきたい。本当に必要で、引用する必要のある文献はまた紙版を買えばいい。紙を買うのは来年で。今年はキンドルで乗り切るつもり。今年は、この作業を研究の主軸に据えつつ、インタビュー調査やその文字起こしを進めていこうと思う。