Hooney Got His Pen

映画の感想と勉強日記

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

コロナ禍による経済危機をいかに避けるか=FA記事から

最近、有料登録をして読んでいる、フォーリンアフェアーズの記事。 www.foreignaffairs.com How to Avoid a Coronavirus Depression It Will Take Wartime Spirit—and Spending—to Keep the Global Economy Afloat コロナ蔓延による経済危機をいかに避けるか…

コロナウイルスは世界秩序を作り変えるかも【FA記事から】

www.foreignaffairs.com フォーリンアフェアーズ(FA)の記事から。FAの電子版の記事は、専門家が時事的な話を大局的な観点から分析してくれるので、毎度ながら勉強になる。 コロナ危機を利用して、中国政府がグローバルなリーダーシップを発揮しようとして…

立花隆の自伝と読書術

知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと (文春新書) 作者:隆, 立花 発売日: 2020/01/20 メディア: 新書 立花隆の自伝的な本。これまでの歩みを振り返ってるが、なかなか圧倒される。田中角栄研究に始まり、共産党研究、ロッキード裁…

官僚の働き方問題と公務員の少なさ

転職希望の公務員が急増 外資やITへ流れる20代 :日本経済新聞 人材大手エン・ジャパンの転職サイトへの国家公務員と地方公務員の登録者数(教師や警察官などを除く)は19年10~12月期は1万2379人で、前年同期に比べて22%増加した。17年に集計方法などを変え…

安全保障化の説明、コロナウイルス

非伝統的安全保障とスウェーデンにおける「移民の安全保障化」 / 清水謙 / スウェーデン政治外交史・国際政治学 | SYNODOS -シノドス- 安全保障化、セキュリタイゼーションの分かりやすいまとまった説明。具体例としては、スウェーデンでの移民の安全保障化…

立花隆のジャーナリズム論

asahi.com :徹底討論「ジャーナリズムの復興をめざして」 - 朝日新聞社シンポジウム それで、そういうところで働く人たちは、基本的にどういう能力を持たなきゃいけないか、それを分けてみると、大体次ようになります。つまり、これが先ほどの「報道パワー…

コロナウイルスはポピュリズムの限界をあぶりだす【英文記事から】

www.theatlantic.com 「コロナウイルスはポピュリズムの限界をあぶりだす」というアトランティックの記事。権威主義的な政治、ポピュリズムが横行する現代の国際政治の中で、コロナウイルス危機はその限界を露わにしたと。参考になる良い記事なので、以下に…

Brexitへの重要な指摘

https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=3321https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=3321 離脱派にとってのBrexitは、「主権を取り戻す」行為だった。しかし、主権を観念的・象徴的なものとしてではなく、英国の国家としての影響力という観…

米中対立 台湾問題

https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=3308https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=3308 北京がもっとも嫌がるのは、アメリカなどの外国が台湾問題にかかわることである。北京のコンテキストでいえば、台湾問題は内政であり、いかなる外国…

れいわ新選組「消費税ゼロ」への批判論説

れいわ新選組「消費税ゼロ」の実現可能性を探る- 連載コラム「税の交差点」第71回 | 研究活動 | 東京財団政策研究所 れいわ新選組の山本太郎が『文芸春秋』に発表した政策論文への批判。特に、「消費税を廃止して所得税を上げろ」という部分。説得力あると…

ネットが社会を分断? 

(争論)ネットが社会を分断? 辻大介さん、田中辰雄さん:朝日新聞デジタル 辻大介さんの意見 田中さんは、ネット利用が多い20代、30代は分断しておらず穏健化している、と主張しています。私は政治的無関心に過ぎないと思います。低投票率や世論調査の傾向…

アメリカの理念

トランプの「ウソと狂気」が支持される理由 | 読書 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 アメリカの政治はつねに夢を追ってきた。非現実的な空想や幻想のような理念も、物語が持つ共感という力で現実の政策に反映されてきた。 ただ、非現実であるがゆ…

座談会:デモクラシーの変容をポピュリズムから読み解く|特集|三田評論ONLINE

座談会:デモクラシーの変容をポピュリズムから読み解く|特集|三田評論ONLINE 吉田 ピエール・マルタンというフランスの政治学者が、フランスを念頭に、今後、先進国の政党の議会勢力は3つに分けられていると指摘しています。1つは左の「緑の党」と社民…

座談会:デモクラシーの変容をポピュリズムから読み解く|特集|三田評論ONLINE

座談会:デモクラシーの変容をポピュリズムから読み解く|特集|三田評論ONLINE 稗田 結局、定義の違いに戻るんですね。例えば橋下徹に率いられた大阪維新の会、小池百合子に率いられた都民ファーストの会について、政治戦略的な定義で言うと、明らかにポピ…

座談会:デモクラシーの変容をポピュリズムから読み解く|特集|三田評論ONLINE

座談会:デモクラシーの変容をポピュリズムから読み解く|特集|三田評論ONLINE 吉田 ヤン・アルガンという厚生経済学者が面白い有権者分析をしています。1つの軸は、他者を信頼しているかどうか。もう1つの軸は、自分の人生に満足しているかどうかを主観的…

失踪のベトナム人実習生を不法就労させた疑い 人材派遣会社社長ら逮捕 大阪府警 - 毎日新聞

失踪のベトナム人実習生を不法就労させた疑い 人材派遣会社社長ら逮捕 大阪府警 - 毎日新聞 外国人実習生の失踪が後を絶たない。低賃金などが背景にあるとされるが、失踪者がブローカーに不法就労をあっせんされ、さらに劣悪な環境で働かされるケースも出て…

メルケル独首相、難民受け入れ「間違いでなかった」: 日本経済新聞

メルケル独首相、難民受け入れ「間違いでなかった」 (写真=AP) :日本経済新聞 こういう事を語れるリーダーはやっぱり稀有だったなと思う。経済政策の関係で、ドイツは評判悪いが。 【ダボス(スイス東部)=石川潤】ドイツのメルケル首相は23日、世界経済フ…