Hooney Got His Pen

映画の感想と勉強日記

四方田犬彦の韓国映画論ー『ユリイカ』韓国映画特集

ファンブックとか解説本的かものかと思い気軽に読んでいた『ユリイカ』の韓国映画特集。 ユリイカ 2020年5月号 特集=韓国映画の最前線 ―イ・チャンドン、ポン・ジュノからキム・ボラまで― 作者:ポン・ジュノ,キム・ボラ,チョン・ジュリ,シム・ウンギョン,真…

反自宅待機デモ、WHO、大戦略の終わり

www.theguardian.com アメリカで自宅待機に反対するデモが起こっている。しかし、それらは2009年の「ティーパーティー運動」のように、保守系・右翼系団体からお金が出ているという話。さらに、トランプが支持するツイートをするもんだから、余計にタチ…

オンライン授業はきびしいと思う

コロナの影響で大学がオンラインになるらしい。致し方ないと思うが、新入生は本当に気の毒だと思う。オンライン授業では伝えきれない大学の役割があると思うから。 てか、授業自体は別にどっちでもよくて、やっぱり同級生とかから受ける影響て大きいと思う。…

コロナ禍による経済危機をいかに避けるか=FA記事から

最近、有料登録をして読んでいる、フォーリンアフェアーズの記事。 www.foreignaffairs.com How to Avoid a Coronavirus Depression It Will Take Wartime Spirit—and Spending—to Keep the Global Economy Afloat コロナ蔓延による経済危機をいかに避けるか…

コロナウイルスは世界秩序を作り変えるかも【FA記事から】

www.foreignaffairs.com フォーリンアフェアーズ(FA)の記事から。FAの電子版の記事は、専門家が時事的な話を大局的な観点から分析してくれるので、毎度ながら勉強になる。 コロナ危機を利用して、中国政府がグローバルなリーダーシップを発揮しようとして…

立花隆の自伝と読書術

知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと (文春新書) 作者:隆, 立花 発売日: 2020/01/20 メディア: 新書 立花隆の自伝的な本。これまでの歩みを振り返ってるが、なかなか圧倒される。田中角栄研究に始まり、共産党研究、ロッキード裁…

官僚の働き方問題と公務員の少なさ

転職希望の公務員が急増 外資やITへ流れる20代 :日本経済新聞 人材大手エン・ジャパンの転職サイトへの国家公務員と地方公務員の登録者数(教師や警察官などを除く)は19年10~12月期は1万2379人で、前年同期に比べて22%増加した。17年に集計方法などを変え…

安全保障化の説明、コロナウイルス

非伝統的安全保障とスウェーデンにおける「移民の安全保障化」 / 清水謙 / スウェーデン政治外交史・国際政治学 | SYNODOS -シノドス- 安全保障化、セキュリタイゼーションの分かりやすいまとまった説明。具体例としては、スウェーデンでの移民の安全保障化…

立花隆のジャーナリズム論

asahi.com :徹底討論「ジャーナリズムの復興をめざして」 - 朝日新聞社シンポジウム それで、そういうところで働く人たちは、基本的にどういう能力を持たなきゃいけないか、それを分けてみると、大体次ようになります。つまり、これが先ほどの「報道パワー…

コロナウイルスはポピュリズムの限界をあぶりだす【英文記事から】

www.theatlantic.com 「コロナウイルスはポピュリズムの限界をあぶりだす」というアトランティックの記事。権威主義的な政治、ポピュリズムが横行する現代の国際政治の中で、コロナウイルス危機はその限界を露わにしたと。参考になる良い記事なので、以下に…

Brexitへの重要な指摘

https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=3321https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=3321 離脱派にとってのBrexitは、「主権を取り戻す」行為だった。しかし、主権を観念的・象徴的なものとしてではなく、英国の国家としての影響力という観…

米中対立 台湾問題

https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=3308https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=3308 北京がもっとも嫌がるのは、アメリカなどの外国が台湾問題にかかわることである。北京のコンテキストでいえば、台湾問題は内政であり、いかなる外国…

れいわ新選組「消費税ゼロ」への批判論説

れいわ新選組「消費税ゼロ」の実現可能性を探る- 連載コラム「税の交差点」第71回 | 研究活動 | 東京財団政策研究所 れいわ新選組の山本太郎が『文芸春秋』に発表した政策論文への批判。特に、「消費税を廃止して所得税を上げろ」という部分。説得力あると…

ネットが社会を分断? 

(争論)ネットが社会を分断? 辻大介さん、田中辰雄さん:朝日新聞デジタル 辻大介さんの意見 田中さんは、ネット利用が多い20代、30代は分断しておらず穏健化している、と主張しています。私は政治的無関心に過ぎないと思います。低投票率や世論調査の傾向…

アメリカの理念

トランプの「ウソと狂気」が支持される理由 | 読書 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 アメリカの政治はつねに夢を追ってきた。非現実的な空想や幻想のような理念も、物語が持つ共感という力で現実の政策に反映されてきた。 ただ、非現実であるがゆ…

座談会:デモクラシーの変容をポピュリズムから読み解く|特集|三田評論ONLINE

座談会:デモクラシーの変容をポピュリズムから読み解く|特集|三田評論ONLINE 吉田 ピエール・マルタンというフランスの政治学者が、フランスを念頭に、今後、先進国の政党の議会勢力は3つに分けられていると指摘しています。1つは左の「緑の党」と社民…

座談会:デモクラシーの変容をポピュリズムから読み解く|特集|三田評論ONLINE

座談会:デモクラシーの変容をポピュリズムから読み解く|特集|三田評論ONLINE 稗田 結局、定義の違いに戻るんですね。例えば橋下徹に率いられた大阪維新の会、小池百合子に率いられた都民ファーストの会について、政治戦略的な定義で言うと、明らかにポピ…

座談会:デモクラシーの変容をポピュリズムから読み解く|特集|三田評論ONLINE

座談会:デモクラシーの変容をポピュリズムから読み解く|特集|三田評論ONLINE 吉田 ヤン・アルガンという厚生経済学者が面白い有権者分析をしています。1つの軸は、他者を信頼しているかどうか。もう1つの軸は、自分の人生に満足しているかどうかを主観的…

失踪のベトナム人実習生を不法就労させた疑い 人材派遣会社社長ら逮捕 大阪府警 - 毎日新聞

失踪のベトナム人実習生を不法就労させた疑い 人材派遣会社社長ら逮捕 大阪府警 - 毎日新聞 外国人実習生の失踪が後を絶たない。低賃金などが背景にあるとされるが、失踪者がブローカーに不法就労をあっせんされ、さらに劣悪な環境で働かされるケースも出て…

メルケル独首相、難民受け入れ「間違いでなかった」: 日本経済新聞

メルケル独首相、難民受け入れ「間違いでなかった」 (写真=AP) :日本経済新聞 こういう事を語れるリーダーはやっぱり稀有だったなと思う。経済政策の関係で、ドイツは評判悪いが。 【ダボス(スイス東部)=石川潤】ドイツのメルケル首相は23日、世界経済フ…

「ノムさん、あんたのおかげや」ー阪神の野村監督の思い出

僕が熱心な阪神ファンになったのは、新庄剛志の存在が大きい。サンテレビをつけると、足が長く細身で、簡単なフライに対して小気味よくジャンプする新庄の姿があった。打率は2割8分そこそこだけど、豪快なスイングでたまにホームランをかっ飛ばす。肩がやた…

【メモ】地球温暖化、北極圏と安全保障

地球温暖化によって、北極圏の氷が溶けている。それによって、北極圏を経由する航路が開拓されつつある。 海の地政学──海軍提督が語る歴史と戦略 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 作者: ジェイムズスタヴリディス,北川知子 出版社/メーカー: 早川書房 発売…

【メモ】首相の解散権

首相の解散権の話には結構関心があり、以前もメモしておいたが、今回も論説をメモしておきます。2019年6月の記事から抜粋です。以下、太字は引用者です。 mainichi.jp 非合理だとまでは言えぬ 牧原出・東京大先端科学技術研究センター教授 第2次安倍政…

【メモ】萩生田「身の丈」発言について竹内洋へのインタビュー

今朝の朝日新聞に載ってた、萩生田文科相「身の丈」発言に関する竹内洋へのインタビューがよかった。 (耕論)「身の丈」発言 松岡亮二さん、竹内洋さん、斎藤孝さん:朝日新聞デジタル 近代日本の建前が崩れた 竹内洋さん(関西大学東京センター長) 明治以…

【お買い物】2019年9月~11月

愛と怒りの行動経済学:賢い人は感情で決める (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 作者: エヤル・ヴィンター,青木創 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2019/01/22 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 今日から使える行動経済学 (スッキリわかる!) …

【メモ】チケット転売、ダフ屋問題の記事

ダフ屋のいないコンサートチケット販売は可能か? | 時事オピニオン | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス 経済学の中でも「マーケットデザイン」という新しい学問分野の専門家である坂井豊貴教授は、「ダフ屋は悪くないが、ダフ屋を必要とするいまの…

2019年9月:最近読んで印象に残った記事

普段から新聞や雑誌に加えて、ネットが主な情報収集の場所になってますが、読み飛ばしていくままで、後で振り返ったりする機会があまりない。探そうとしても探せなかったりする。Evernoteに保存したりもしていたが、試しに以下にリンクを貼っておく。ツイッ…

「待たせる」の英語は?

最近、イギリスの友達との待ち合わせに遅れてしまったことがあり、その際に「待たせるって英語ではなんて言うのかな。普通にmakeとか使うのかな」と思い、和英辞典を引いた。ウィズダム和英辞典の第2版(三省堂、2013年)で「待たせる」と引くと、次のように…

れいわ現象=左派ポピュリズム?

れいわ新撰組が参院選で比例区228万票、2議席を獲得した。選挙前からTwitterなどで動画が拡散されていた印象もあり、一部では「ブーム」とも呼ばれた。選挙戦の途中から「ポピュリズムだ」という批判もあり、それに対して「ポピュリズムではない」という…

ジョン・タントン博士の死

70年代からアメリカで移民排斥グループを結成し、長年活動して影響力を誇ってきたというジョン・タントン博士(Dr. John Tanton)が亡くなった。いくつかの記事が出ていたので、内容を軽くまとめる。 Dr. John Tanton, Quiet Catalyst in Anti-Immigration…