朝起きてから1時間半くらい、研究。英語の査読コメントを分析していた。レフェリー(査読者)のコメントは有益なものばかりで、非常に助かる。半年待った甲斐があった。とりあえずリジェクト(掲載拒否)するのではなく、こうしてコメントを返してくれたの…
英語で書いた論文の査読結果を読み込んでいる。自分の課題を明確に言葉にしてくれていて、とても助かる。かなり生煮えの状態だったのだと気づく。その時は「いける!」と思って出しているのだけども。大工事が必要だ。大幅に修正しようと思う。原型はほぼ残…
11月に出る学会誌に掲載される原稿のゲラが上がってきた。感慨深い。ようやくここまできた。昨年末から書き始めて、10ヶ月くらいかかった。 学会誌の査読論文は、本当に査読が厳しくて、プロの研究者というのはこういう水準が求められるのだとすごく勉強…
研究関係の予定を確認しておこう。 8月5日は博士論文の中間報告。オンラインで。 8月23日は、韓国・大邱で研究発表。22日から25日まで韓国に行く。 8月31日から1週間、東京でフィールドワーク。ちょっと長丁場のフィールドワークになる。関東大…
研究関係の予定を確認しておこう。 8月5日は博士論文の中間報告。オンラインで。 8月23日は、韓国・大邱で研究発表。22日から25日まで韓国に行く。 8月31日から1週間、東京でフィールドワーク。ちょっと長丁場のフィールドワークになる。関東大…
査読結果が返ってきた。修正後再投稿となった。 論文は、ただ書けば掲載されるものではない。匿名の審査者が2人いて、その人たちからの審査を受ける。「掲載可」「条件付き掲載」「修正後再投稿」「掲載不可」といった審査が下される。その2人の審査をもと…
新宿にあるTOHOの映画館で、宮崎駿の最新作『君たちはどう生きるか』を見てきました。いやはや、すごかった。82歳のお爺さんがおそらく最後に作るであろう映画が、まさか前衛映画とは。 ストーリーはうまく書けない。起承転結のあるような話じゃないし、そ…
僕は当面の目標として、記憶論の専門家になりたい。「 記憶論といえばあの人」という旗をひとつ立てたい。 海外の理論を積極的に吸収したい。 英語圏の記憶論とのコミュニケーションを図りたい。 そうすべきであると思う。その当たり前をやりたい。 当面は、…
目標をたてよう。今後3年間から5年間の目標だ。 将来は大学教員になりたい。 そのためには専門家になる必要がある。専門家、 それはその分野に一番詳しい人ということだ。 もちろん日本という限定はつくが。少なくとも日本で、 その分野では一番にならない…
単位 大学院共通教育科目1科目(「研究公正B」必修)、当該専門分野の分野専門科目4単位、論文指導科目12単位を修得 博士論文 (a) 研究実績:既発表論文2篇(うち1篇は査読付き学会誌・専門誌に掲載されたもの)以上の研究実績を有しなければならない。 (b) …
僕は当面の目標として、記憶論の専門家になりたい。「記憶論といえばあの人」という旗をひとつ立てたい。 海外の理論を積極的に吸収したい。日本の記憶研究は海外から取り残されている。ガラパゴス進化している。英語圏の記憶論とのコミュニケーションを図り…
文部科学省などの統計によると、日本の博士課程の入学者数は2022年度に1万4382人。ピークの03年度の1万8232人から21%減少した。 社会人からの入学は同じ期間に52%増えた。修士課程からが中心の「社会人以外」は41%も落ち込んでいる。 博士号の取得者数を米国…
一年を振り返ってみよう。成果を見てみよう。 論文を5本出版できた。修士論文でやった内容を英語の査読付き論文として刊行できたことはよかった。その他に、「歴史家・姜徳相の生涯と学問-在日史学研究序説 」(『在日朝鮮人史研究』)や「【インタビュー…
来年の目標。修了要件をクリアすること。査読付き論文2本。そのうち学会誌に1本。頑張ればクリアできると思う。でも、新しく授業も1つ担当するし、今年のようにはいかないはず。いろんなことを並行してやらないといけないだろう。教えたり、発表をしたり…
2023/12 12月9日:研究発表。それに向けて論文作成 12月15日:MSAプロポーザルの結果が出る 月末まで:『在日という病』の書評 2024/1 上旬:インタビューを2件実施? 1月25日まで:『放送レポート』への原稿執筆(3000字か6000字*要相談) 月末まで:8月に…
hunihu2.hatenablog.com 9月に立てた研究計画、目標の点検。 2023年9月の予定社会学雑誌に載った記憶研究(約40本)を読み終える:読み終えた樋口さんの本(『協和会』『皇軍兵士』)読む:まだ読んでない 10月20日までの目標ブックレット作成のためのインタ…
僕は、論文はもちろん書くのだが、 著書をなるべく多く出していきたいと思っている。なんだかんだ、 人の手に取られるのは本だと思うからだ。 本には独特の価値があると思う。本を出すこと。 これが研究者としての目標だ。 まずは、博士論文を出版したい。い…
Social Movements, Cultural Memory and Digital Media: Mobilising Mediated Remembrance (Palgrave Macmillan Memory Studies) (English Edition) Palgrave Macmillan Amazon 第1章のイントロダクションに、僕が関心のあるキーワードに関して、概念整理が…
Research Methods for Memory Studies (Research Methods for the Arts and Humanities) (English Edition) 作者:Keightley, Emily Edinburgh University Press Amazon 読んだ。役に立つチャプターもあったが、まあまあかな。ちょっと抽象的すぎたかも。方法…
思考の整理学 (ちくま文庫) 作者:外山滋比古 筑摩書房 Amazon 外山滋比古『思考の整理学』を読んだ。帯には、東大京大でもっとも売れた本、150万部突破とか、威勢のいいことが書かれている。持っていたが、読んではなかった。東京の本屋でたまたま見つけ…
2023年9月の予定 社会学雑誌に載った記憶研究(約40本)を読み終える 樋口さんの本(『協和会』『皇軍兵士』)読む 10月20日までの目標 ブックレット作成のためのインタビューを実施 8月に行ったインタビュー(2時間)の書きおこしを終える 樋口さんの本(『…
読む・打つ・書く: 読書・書評・執筆をめぐる理系研究者の日々 作者:三中 信宏 東京大学出版会 Amazon 執筆や研究に関する本を読むのが好きだ。テクニックを解説ある本ではなく、執筆や研究をめぐるあれこれについて率直に書かれている本を読むのが面白い。…
Remembering for the Future: Armenia, Auschwitz, and Beyond (English Edition) 作者:Berenbaum, Michael Paragon House Amazon 理論的研究はない。個別研究が集まっている。アルメニア、アウシュビッツ。とりあえず今はパス。
Remembering Genocide (Remembering the Modern World) (English Edition) Routledge Amazon イントロダクションを読んだ。引用はそんなにできなさそう。ハイライトはつけた。引用している先行研究は使えるかも。 他の章は個別研究。使えるかもしれないが、…
The Oxford Handbook of Genocide Studies (Oxford Handbooks) Oxford University Press, USA Amazon 5章 Dan Stone, "Genocide and Momory” 読んだ。かなり参考になった。この論文の参考文献リストから、リーディングリストを作る。遡って読んでいこう。理…
Critical Memory Studies: New Approaches (English Edition) Bloomsbury Academic Amazon 最新の記憶論(メモリースタディーズ)の本。多種多様な研究があるが、あまり参考にならなかった。残念。
原爆の記憶を継承する実践: 長崎の被爆遺構保存と平和活動の社会学的考察 作者:直弘, 深谷 新曜社 Amazon この本の、先行研究部分が参考になった。折に触れて読み返すとおもう。日本の戦争記憶研究がレビューされている。Ollickの理論的整理も紹介。
The Routledge Handbook of Memory Activism (Routledge History Handbooks) (English Edition) Routledge Amazon Doing Memory Research: New Methods and Approaches (English Edition) Palgrave Macmillan Amazon この2冊を読んだ。メモリーアクティビズ…
Multidisciplinary Perspectives on Genocide and Memory (English Edition) Springer Amazon 今Kindleで読んでいる英語の本。ジェノサイドと記憶の関係。
今後の方針を立てた。指導教員からの言葉を受けて、研究の方針を大幅に修正した。しばらくは投稿を控えて、勉強する期間にする。年内、年度内くらいは、論文を読んで読んで読みまくるという生活にしたい。 早く投稿論文を出したい、と思って、紀要でもなんで…