どんなプログラムか
なぜオランダかというと、自分の大学と提携しているからというのが一番大きいですが、提携先がとても優秀な大学なんです。教育機関・研究機関として素晴らしい設備を有しており、そのプログラムもとても勉強になりそうな(ハードな)ものでした。少しビビっていますが、またとないチャンスなので挑戦してみます。
授業はすべて英語で行われ、提出する課題などもすべて英語。そして、修士論文を英語で提出すれば、オランダと日本、両大学から修士号を得ることができます。ダブル・ディグリー・プログラムと呼ばれるもので、日本ではいくつかの大学院で採用されています。
オランダからの留学生に聞くと、授業のレベルは日本の大学院のそれより高く、課題も多いらしい。ディスカッションも活発で、常に発言が求められる。去年日本から来た学生は、最初の数ヶ月はたいへん苦労したようだ。次第に慣れていったそうだが。
まあ、大変ってことですね。
応募した理由
かなり苦労しそうだし、大変なのは分かりきっている。が、新しい環境に身を置きたいと思ったし、何より、今よりも様々な面で成長できそうだ。
成長というと抽象的なので具体的にいいます。アカデミックな英語力は伸びるであろうし、自分の専攻する分野の最先端の知見が得られるだろう。また、研究の方法論が学べるし、それは将来に役立つだろう。相当な努力が必要とされるが、これらの利点は明白だったので応募しました。以上が理由ですね。
予告
9月からは「留学日記」になると思う。