『40歳の童貞男』(2005年、アメリカ)
全米で興行収入1.7億ドル以上を売り上げた大ヒット作。
童貞コメディと一括りにすればそれまでですが、「愛とはなにか」みたいな深いところにまで突っ込んでます。だてに40年童貞してないから!
この映画の後、いわゆる「童貞コメディ」=「モテない男の主人公が、いかにして恋愛をしていくか」という映画がたくさん作られるのでした。
『愛しのローズマリー』(2001年、アメリカ)
『無ケーカクの命中男/ノックト・アップ』(2007年、アメリカ)
「スーパーバッド」「40歳の童貞男」「寝取られ男のラブ・バカンス」をつくった、ジャド・アパトー作品。これだけでも見る価値あり。
ただ、安定感抜群というか、いつも同じというか…(褒め言葉)
ダメな男たちを徹底的に撮っていますね。
特に映画好きの男なんかは、この映画観たらかなり楽しめるんじゃないかなぁ。
劇中でいきなりデニーロのモノマネ始めたり、デロリアンがどうとか 映画ネタの話が多い。
オマージュを捧げるとかではなくて、ただただ映画オタクたちの会話ですが(笑)
この映画のテーマ は
ダメな男、もしくはオタクがどのように恋愛していくか?仕事を持っていくのか?
だと思いますが
「forgetting Sarah Marshall 寝取られ男のラブ・バカンス」、「スーパーバッド 童貞ウォーズ」
の方がうまく描かれていたのではないかと思います。
まあ、この映画も面白かったです。
『forgetting Sarah Marshall 寝取られ男のラブ♂バカンス』(2008年、アメリカ)
『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(2007年、アメリカ)
『メリーに首ったけ』(1998年、アメリカ)
『チェイシング・エイミー』(1997年、アメリカ)
どれも、「童貞コメディ」なんて括ってしまうのにはあまりにもったいない、「普通に面白い」・「身につまされる」・「生き方変えようかな?」の3点セットが詰まった映画たちです。
よくもまあ、こんなボンクラばっかりだと思いながら、いたく突き刺さるので要注意。