Hooney Got His Pen

映画の感想と勉強日記

卒業(1967)


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最近はすっかり更新も滞っていました。ずっと忙しくて、映画をほとんど観れていない。マッドマックス 怒りのデスロード』が最高だったので、そのブログも書こうかと思ったが、なんとも言葉にまとめきれない。なので、今回はたまたま観た「名作」の短い感想です。

そして、『卒業』を観た率直な感想は…
ダスティン・ホフマン、相当やばいやつじゃないか?

あらすじ

 大学を卒業し前途洋々のベンジャミン。彼は、祝賀パーティの席で誘惑をかけてきた中年女性ロビンソン夫人と逢瀬を重ねることに。だが彼女の娘エレインが現れた事で、その関係は崩れていく。親の勧めで不承不承エレインと付き合うことになるベンジャミンは、彼女に惹かれていったのだ。一方、そんな若い2人に嫉妬するロビンソン夫人。やがて、彼女とベンジャミンの関係がエレインの知るところとなるのだが……。http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=13239

違和感
両親と親しい奥さんと関係持っちゃってるし、結果的に離婚に追いやってるし、ストーカーしちゃってるし…。相手の了承があったらいいのか?そういう問題なのか?かなりアウトに近かったぞ。
なんにしても、ダスティン・ホフマン演じるベンジャミンはかなり無責任な男だ。ただ、それは「アメリカン・ニューシネマ」らしく、アメリカの(?)保守的な家族観をぶち壊すものだったのかもしれない。が、約50年後の自分が見て違和感があるのだから、やっぱりこいつは普遍的におかしいことをしている。普遍性という意味では評価していいのかもしれないけれど。

疑問
ベンジャミンの熱意は凄まじいし、まあ見ていて面白くはあったんだけど。最大の疑問が、あの彼女がまた振り向いてくれた理由がよく分からない。あれだけの仕打ちを受けておきながら。お母さんと関係持たれたのは、一生の心の傷になってもおかしくないでしょう…。童貞も捧げてしまってるし笑。特に説明もないので、よく分からなかった。見逃している可能性もあるが。

名作…なのか?

面白かったし、ダスティン・ホフマンの切実さになんだか笑ってしまうけど、これが「青春映画の金字塔」で「永遠の名作」として扱われるのには違和感あり。いや、でも巷で言われる「名作」って実際に見てみるとトンデモないものも多いからな。特に、今の感覚でみると、おかしなものはいっぱいあるし。そういうものだと理解しておこう。
いや、むしろ昔の映画を現在の価値観で断罪してしまうのは危険なことでもある。「この映画は、当時こうやって人々の心を掴んだのだなあ」とか想像しながら観るのも楽しいし。

おまけ
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結婚式場で新婦を奪い去る、あまりにも有名なシーン。こいつ、普通じゃない。
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