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映画の感想と勉強日記

【メモ】ドイツの新興右翼政党AfD

AfDの党首へのインタビューが朝日新聞に掲載されていたのでメモ。

「EU懐疑派、欧州議会で一大会派に」 各国政党と連携狙う ドイツ新興右翼党首:朝日新聞デジタル

基本情報

◆キーワード

 <ドイツのための選択肢(AfD)> 2013年に「欧州共通通貨ユーロ圏からの離脱」を掲げて発足した新興右翼政党。EU批判や反移民、反イスラムなど不満の矛先を外部に向ける主張が特徴。15年以降、100万人を超える難民申請者を受け入れたメルケル政権を批判して支持を広げた。17年9月の総選挙で、第2次世界大戦直後の混乱期を除いて初めて右翼政党としてドイツ連邦議会議席を獲得した。

AfDの議席獲得状況は以下。

AfDはメルケル首相が中東シリアなどから多くの難民を受け入れた2015年以降、難民排斥を掲げて支持を伸ばし、17年9月の総選挙で初めてドイツ連邦議会議席を獲得。現在は709議席中91議席を占める3番目の勢力で、国内16州の全ての州議会でも議席を持つ。直近の世論調査の支持率は15%前後だ。

 

EUの他国の右翼政党との連携に関して。

また、EUをめぐっては、AfDは権力集中を批判し、国家主権の回復を訴え、一定の支持を得ている。ガウラント氏は5月の欧州議会選で、ルペン党首率いるフランスの「国民連合」やイタリアの「同盟」などEU懐疑派の政党と連携し、新たな統一会派の発足をめざす意向を示した。

 

EU自体に関しては以下のような主張。

ガウラント氏は「EUは共通市場だけの存在に戻るべきだ」と主張。現在は定数751の欧州議会を立法機能のない100人程度の委員会にし、欧州域内の移動の自由を定めるシェンゲン協定は廃止を求めるとした。その上で「EUは新たな国家を目指すものではない以上、議会は必要ない。共通の難民政策を掲げられない以上、国境は自国で守るべきだ」と語った。(ベルリン=高野弦)

 

5月の欧州議会選挙に向けて、これからEU各国政治状況について報道も増えていくと思われます。

個人的には、各国の新興右翼政党間の連携について注目しています。「反EUを掲げながら、EU諸国の右翼政党とお互いに連携する」という動きがとても興味深いので。以前書いた記事でも、少しそのことについて触れました。

特にドイツのAfDは、フランス「国民連合」、イタリア「同盟」と並んで最も注目されていますし、今回のように日本でのインタビューは珍しかったのでメモ代わりに記録しました。

あと、デジタルに掲載されてる記事でも、一年後には見れなくなったりもあるので、こうやってメモしておかないと後で見れないことが多い。 日本メディアのウェブサイトのアーカイブ性はやっぱり海外に比べると弱いので、その辺はもっとどうにかしてほしい。