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Hooney Got His Pen

映画の感想と勉強日記

韓国映画

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最近、韓国映画が面白い。いわゆる「韓流」のことではなく、「韓国」映画である。韓流スターが出演している場合もあるが、おばちゃんたちが好きな韓流ドラマ等を指しているのではない。特に韓流スター目的ではない、韓国で作られた映画というところである。

映画に求めるもの

 僕は映画を見るのが好きで、よくレンタルビデオ店に行ってはDVDを借りる。1日1本は最低見ていて、夏休み中は平均して1日2本ほどを見る。洋画は古いものから新しいものまで、日本映画は昔のものが多い。最近の邦画では北野武、園子音、三池崇、井口昇らの映画が好きで、そのほかは1980年代くらいまでの映画を好む。

なぜかというと、それらの邦画は普段は見られないもの、まさに映画でしか見られないものを見せてくれるからである。具体的にはセックス&バイオレンスである。ただ、そのような残酷描写を好きで、自分も残酷なことをしたいとかそういうのではない。暴力にはものすごく痛みを感じるし、できればあまり見たくないほどである。どうせ映画を見るのなら、テレビドラマのようなヌルい表現ではなく、映画でしか見られない表現を見たいのだ。

 この点、最近の邦画は本当に目も当てられないものが多い。先ほど挙げた監督たちの映画はいいが、ほかの映画は自主規制が多く、テレビドラマのような映画ばかりである。(実際に、テレビ局が制作しているという問題もある。)つまり、子どもから大人までみんなで楽しめる映画、ヌルくて退屈な映画ばかりになる。もちろん、素晴らしい作品もありますが。

 韓国映画の凄さ

長い前置きを書いたのは、僕が映画に求めるものを理解してもらいたかったからで、やっと韓国映画の話に戻ります。韓国映画は、まさに「映画」なのだ。お為ごかしではない、本物の表現がある。とにかく、暴力表現がすごい。徹底的に、「痛い」描写がすごいのだ。これは見てもらうしかないが、『オールド・ボーイ』などいかがでしょうか。カンヌ国際映画祭で特別賞を受賞した傑作です。ハンマーで殴るわ、敵の歯を抜くわ、ものすごく痛いです。この辺、北野武の映画が韓国でたいへん人気があるというのも頷ける。彼の映画の暴力表現は、「この人は暴力をふるったか、ふるわれたことがある」ようにしか感じられないもので、非常にリアリティと説得力があり、見ているこっちが痛みを感じてしまうものだからです。

 韓国映画の魅力についてもう一つ、大きな特徴がある。政治や社会問題を避けるどころか、積極的に映画の「ネタ」にしているところである。僕がおそらく初めて見た韓国映画である『シュリ』、そして『JSA』は韓国と北朝鮮との問題を真正面から扱ったものであった。小学生の僕には理解しきれていなかったが、衝撃を受けたことは間違いない。『ブラザーフッド』と『シルミド』も小学生のころに見たが、今考えるとものすごい映画である。これらは数多ある中の一部であるので、ぜひとも各自で観賞されたい。

韓国映画、見ていこう

 長々と書いてきたが、僕が言いたかったことは、韓国映画は韓流映画ではないということ、本当に面白い映画が多いということである。「韓流ドラマみたいなものだろう」と韓国映画を避けてしまうのはあまりにもったいない!かくいう自分がその節があったから世話がない。高校生くらいになってから、「韓流ドラマみたいに同じパターンなんだろう」と思っていた。これは二重に失礼だが、母親が韓流ドラマで家のテレビを占拠し始めたのに原因がある。

 もし、韓流スターや韓流ドラマに食傷気味の方がいれば、ぜひとも韓国映画を見てほしい。手始めに、『サニー 永遠の仲間たち』(2012)などはどうだろうか。僕が今年見た映画で最も好きな映画です。

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