Pathe cinema@オランダ
80点
社会派と言われるオリバー・ストーン監督らしい映画です。
監視されることの恐怖、情報管理社会の怖さを徹底的に描いています。
CIAが世界中のメール、Skype、Facebookなどをハッキングして管理していたのが、スノーデンの告発によって明らかにされたましたよね。
当時、大ニュースになりました。
その事実をニュースで聞くだけよりも、映像化されたほうが怖さと気持ち悪さが伝わってきますね。
「テロとの戦い」という題目が引き起こす自由の侵害が大きなテーマです。
つまり、アメリカの安全を守るためにテロを事前に予防することは、完全な管理社会を目指すことになってしまう。
では、安全を守らなくてもいいのか
怪しい人物がいてもマークしなくてもいいのか…?
このあたりのジレンマが今後も問題になっていくのでしょうね。