監督は、『500日のサマー』のマーク・ウェブ。
なかなか悪くなかった。ウェルメイドな秀作といったところ。
主人公のピーター・パーカーを演じるアンドリュー・ガーフィールドと、ヒロインを演じるエマ・ストーンは実際に付き合ってるらしいが、そのせいかキスシーンにいまいち緊張感なし。が、2人とも良い演技してた。
でも、ピーター・パーカーはもっとヘタレでないと。ワンダイレクションみたいな髪型はちょっと…。スパイダーマンの主人公といえば、「オタクで大人しくてカッコ悪い」イメージだが、本作ではけっこうカッコよくてそんなにオタクには見えない。だから、超能力を持ってからのワクワク感がいまいちだった。落差が少ないのだ。
オリジナル(?)の『スパイダーマン』と比べては、やっぱりオリジナルが好きかな。2を観てみないとなんとも言えないが。
スパイダーマンといえば
飛ぶ描写にちょっと不満というか、CGがゴリゴリすぎて少し萎える。いまいち浮遊感がないのだ。サム・ライミのこだわりには及ばないか。
敵
でも、敵が気持ち悪い怪獣だったのは好感。あれくらいのサイズの怪獣を敵にしたバトルは面白いね。
スパイダーマンとのキスシーン
キスシーンに緊張感がないというのは観ている側の問題か。ただ、オリジナルの、あのマスクを口元だけ剥がして…のシーンはやっぱり素晴らしい。そして、ヒロインが主人公の正体を知るのも早かった。スパイダーマンバレが早い。
補足
スパイダーマンの糸って発想は完全に下ネタですね。