【午前十時の映画祭にて】
久しぶりの更新です。目標としては週に2回くらい書きたいのですが、いろいろ忙しくて手が回っていませんでした。最低でも週に1回はがんばります。では、今回の映画は往年の名作『チャイナタウン』。
あらすじ
1937年のロスアンゼルス。私立探偵ジェイク・ギテスはモーレイ夫人からダム建設技師である夫の浮気調査を依頼される。だが、盗み取りした写真がなぜか新聞に掲載され、それを見たもうひとりのモーレイ夫人が現れる。実は彼女こそ本物で、名をイヴリンという。ジェイクはこれがダム建設をめぐる疑惑と関係ありと睨んで調査を開始するが、モーレイは溺死体で発見され、ジェイクもまた謎の男たちに暴行を受ける。探偵と依頼人という関係を越えはじめたイヴリンとジェイクだったが、なおも謎は深まるばかりだった……。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=14641
ジャックニコルソン兄貴の奮闘劇!
ジャック・ニコルソンは私立探偵だが元警官であり、いざ事件に巻き込まれると真相究明にがんばってしまう。しまいにはキュートな小鼻まで切られたらただでは済まさねえ!「カッコーの巣の上で」見せた異常な執着心を、ここでもいかんなく発揮。何度でも立ち上がる!
↑『カッコーの巣の上で』名シーン
あとは内容に関係ないところだと、カメラワークがけっこう面白い。ジャック・ニコルソンお得意の口角の上がったにやにや顔、そからパンすると大量の羊…のシーンは笑う。
「おお、アメリカン・ニューシネマ!」と感じさせるラストもなかなかよい。さすがニューシネマというところで、どんよ〜りとして暗い気持ちになって映画館を後にすることに。
お話として少し難解というか、追っていくのが多少辛くなってしまった。そこらへんは昔の映画という感じ。ただ、それは自分の体力が足りないだけなのかもしれない。いわゆる「名作」を観るときって、この辺が難しいです。
おまけ
ディカプーのものまね。