【午前10時の映画祭にて】
タイトルを聞いたことはあったが、観たことのなかった「オズ」。正しくいえば、観ようとも考えなかった作品である。いわゆる「名作」って小さいころに観たことがなければ、改めて観ようとはなかなか思わない。機会がないとね。
あらすじ
カンザスの農場に住む少女ドロシーは大竜巻に巻き込まれ、魔法の国「オズ」に迷い込んでしまう。「オズ」から、おうちへ帰るためにドロシーは大冒険を始める。案山子・ブリキ人形・ライオンを携えて、オズの大魔法使に会うことを目指す。さてドロシーは無事、大好きなおじさんとおばさんの待つおうちへと帰れるのだろうか?
冒険は始まるが、仲間になった3人(?)がやっかいだ。それぞれ欠点やコンプレックスがあり、その克服は難しそう。だが、ドロシーのために戦う中でそれぞれ成長していく。
クライマックスのどんでん返しは感動的であった。欠点を直してもらおうと大魔法使を目指した旅であったが、「しあわせの青い鳥」はそばにいたのである!
感想
1939年に作られたということにまず驚いた。工夫を凝らした演出が素晴らしい。あとは、小さい俳優さんに拍手!これはやはり1939年の映像表現だなあと思った。