Hooney Got His Pen

映画の感想と勉強日記

ブラックジョーク

発表も討論もすべて英語で行われる、アメリカ外交史の授業中。

先生が「"War"と聞くと、どの戦争を連想しますか?」と学生に問いかけた。ちょうど第一次世界大戦の範囲だったし、ヨーロッパから来た学生も多いことから質問したのだと思う。

日本人学生は「Pacific War(太平洋戦争)」と答えた。オランダ人の学生は、第一次世界大戦はそもそも参加していないから連想のしようがない、と答えて、やはり「World War Ⅱ」だということだった。

アメリカ人学生の話が面白かった。それは世代による、私達の世代はやはり「War on terror(テロとの戦争)」だと。ベトナム戦争は親の世代らしい。あと、南北戦争のことはさすがに連想しないという。

もうひとり、シリアから来た女性がいた。彼女は、「私の国はずっと戦争しているわ。常に戦争よ。」と言って教室を沸かせた。このブラックジョーク、すぐには反応できなかった。笑っていいのやら、迷ってしまった。留学生たちはやはり反応がよく、みんな笑っていたが、僕はどんな顔をすればよいか困った顔になっていたと思う。

ブラックジョークを言うのも、コメディ映画のそれも好きだと思っていたけれど、いざ遭遇すると反応できないものです。