Hooney Got His Pen

映画の感想と勉強日記

中国語を勉強してよかったこと

僕は大学に入ってから一年半の間、中国語を専攻していた。専攻というくらいだから、それこそ週5回の授業があり、まさに中国語漬けだった。しかし、そんな言語漬けの日々に飽きて(あるいは挫折して)しまった僕は、他の学部に転部することにした。

ということで、約二年半くらいは中国語に触れていない。その間、中国語の検定試験を受けるなどはあったが、勉強はしていない。

そんな中国語との中途半端な付き合いであるが、今でも勉強しておいてよかったと思うことはある。

というのも、中国人の友達ができやすいのだ。大学には多くの中国人留学生がいる(ここではあえて中国人に限定しますが)。留学してくるような彼・彼女らは優秀だから、英語も日本語もペラペラな場合が多く、英語・日本語で十分通じてしまう。コミュニケーションの面で不便を感じることはほとんどない。

ただ、そのような場合でも、中国語で自己紹介をしてみることがある。すると、とても喜んでくれる。「どこで習ったの?」とか「発音いいね!」とか。自己紹介のあとは日本語で話すのだが、その後も円滑なコミュニケーションが取れることが多い。

台湾人留学生の本音

この前、台湾から来た女性の留学生と知り合いになった。ウェルカムパーティーの席で話しかけてくれて、その後しばらく話し込んだ。


というのも、ずっと気になってることがあった。果たして、台湾人留学生と中国人留学生との間って、どんなかんじなのだろうか。台湾人はやはり「中国」が好きではなく、それが中国人留学生とのコミュニケーションに影響を与えているのだろうか。

「中国のことって、どう思ってるんですか?中国人留学生とは仲いいですか?」

彼女に聞くと、率直にかつ、こっそり教えてくれた。「正直、国としてはめちゃくちゃ嫌いだよ!日本の人はみんな、台湾と中国のこと一緒だとか思ってるけど、まったく別だから!台湾と中国、別だよ!」

率直すぎて思わず笑ってしまったのだが、聞くと、中国人留学生との仲もいろいろあるらしい。人数比でいくと、中国人留学生が圧倒的に多い。
「肩身狭いよ〜。だって、中国人の子たちはみんな中国人同士で集まってるし、疎外感を感じる。その中に入っても笑って過ごしてるけど、正直ムカついてる!」
これにも笑ってしまったが、あまりに切実だったので、寂しい思いをしていることは伝わってきた。

でも、今までの恋人の話を聞くと、留学に行く先々で彼氏を作ってきたそう。寂しくはなさそうだった。