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Hooney Got His Pen

映画の感想と勉強日記

映画『ヤクザと憲法』 感想


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話題作ということで観に行ってきました。客席が物々しかった…笑 平日の昼間から、立ち見まで満席。なかなかない劇場の雰囲気だった。

「ヤクザと憲法」というテーマをどこまで掘り下げているのかは疑問でしたが。ヤクザの実態は普通見れないものなので、それだけでおもしろかった。


人権
人権侵害が起こっているさまをまざまざと見せつけられる。これはけっこうきつい。不条理が当たり前のようにふりかかっているのだ。

「わしらに人権認めへんかったら、選挙権も何もかも奪ったらええねん」という組長の言葉が重たかった。はっきり言って、本作に登場するヤクザより警察や検察のほうが怖いとおもった。権力を傘に着た人間、あるいは自らを権力と同一化させている人間の恐ろしさ。この点は『ブリッジ・オブ・スパイ』にも通じるかもしれない。でも、この映画は正義をあくまで保とうとした弁護士は些細な事件でわざわざ起訴され、弁護士資格を剥奪されてしまう。えげつない現実だ。

現代的な若者
余談ですが、本作に登場する「部屋住み」(下っ端の若者)ヤクザは『スター・ウォーズ7』のカイロ・レンでした。妄想に取り憑かれているし、キレたら何をしでかすか分からない感じが。「現代的な若者」だった。
彼は複雑なキャラクターの持ち主だと思ったし、はっきり言って理解しがたい面がある。ヤクザに憧れながら、どうも臆病に見えるし。でも、気にせずにはいられない人物というか、観終えたあとでも気になって仕方がない。21歳でこれからどうするのだろう。



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