Hooney Got His Pen

映画の感想と勉強日記

ニュースをどこで読むか

ゼミで扱う英語記事

大学のゼミには2つ所属している。片方のゼミでは毎週英語の記事を皆が読んできて、1人が発表して、先生を交えてみんなでディスカッションをする。僕を合わせて3人しかいないので、ひとりひとりが発言する機会が多くなる。特に僕はよく喋るので、先生と2人で話すみたいな状況もよくあるが、それはそれで楽しい。

ゼミも後半になってきたので、これまで取り扱ったニュースの連関が見えてきて最近は特に面白い。ニュースといっても、国際問題に関する論説記事なのだが、ぼんやりとした輪郭が見えてきてる。例えば、中東の問題、アメリカの大統領選挙オバマの政策に関する評価など。どういう議論が国際的になされているのか分かるし、4月からやってきてなんとなく分かってきた。といっても、普段から日本語の新聞に接しておかないと、細かい事情はよく分からないが。

新聞、ニュースサイト

新聞は家で2紙とっていて、毎朝毎晩読んでいる。それと併せて、大学の図書館で他の新聞も読んでる。違いがわかるときは特に面白い。

朝日新聞デジタルに月500円のプランで登録しているが、これがなかなか使い勝手がよい。普段の新聞記事は紙で読むが、なんといっても「webronza」が読めるのがありがたい。コラムに面白いものがけっこう多くて、青木るえかさんという方のコラムが抜群に面白い。毎回楽しみにしている。

それと、意外とありがたかったのが、「月刊 journalism」からいくつかの記事が読めることだ。これには力の入った論考が多くて読み応えがある。最近だと、御厨貴さんの公明党に関する論考が面白かったな。あと、坂野潤治さんのとか。

ネット上で使っている有料サービスはこれだけだが、新潮社の「Forsight」を契約しようか迷っている。月額800円ほどなのだが、けっこう評判がいいらしい。池内恵さんの記事をずっと読んでいたが、最近有料化してしまったので、読みたくなっきてる。これは春休みから契約しようかな。

でも、普通の人ってネットのサービスにどれくらいお金を使っているんだろう。無料に飛びついてる人って多いんじゃないかな。無料で読めるニュースなんて、やっぱりどうしても偏ってきてしまうと思うんだけど、どうなんだろう。紙媒体に比べて、一定の水準に達していないものもあるだろうし。こういう「石」を自分で見分けるのは面倒だから、ある程度選別されている「webronza」は重宝している。意見としての偏りは意外と少ないし、良質な記事が比較的多いから。

雑誌

あと、最近買って少し読んで面白かったのが、今月号の『アステイオン

どうしても読みたい記事があったので買ったのだが、他のものも面白かった。時間ができたら、記事に挙げられていた参考文献も読み進めたい。雑誌って、『映画秘宝』とスポーツ雑誌ぐらいしか買ったことなかったのだが(あとは『週刊プレイボーイ』…)、けっこういいですね。『中央公論』とか購読しようかな…。論壇時評とかで挙げられている記事は読みたいなと思うけど、結局あんまり読まないんだよな。外務省の発行してる『外交』とかはたまに読むんだけど。

スポーツニュース

時事問題からは少し外れるけど、NBAの記事はやっぱり英語ニュースと動画が一番いい。それと、いくつかの雑誌を立ち読みしてる。選手名鑑とかは特に便利。なぜかというと、選手がガラッと入れ替わるから。トレードとかは頻繁にあるし、ばんばん移籍する。

他のスポーツだと、野球はやっぱりスポーツ新聞と、『週刊ベースボール』かな。これらが面白いのは、記事のレイアウトなんだよね。ヤフーニュースとかでも読めたりするけど、味気がないというか。スポーツ新聞のデカデカとした文字と、オヤジギャグの効いた記事は面白い。イラストとか、4コマ漫画も愛読してる。あと意外に、オフシーズンのスポーツ新聞も面白いと思う。キャンプ情報とか、なんとかひねり出したエピソードとか、ツッコミがいのある情報がわんさかあって。よく調べたなっていうのと、どうでもいいわいっていう情報と。その間を突いてくる記事は面白い。これはけっこうスポーツ新聞上級者の読み方かも。なんといっても、小学5年生から読み始めて10年以上読んでいる。おかげでオヤジくさくなってしまった。

ポッドキャスト

まあこんな感じですねと締めそうになったけど、一番重視?しているのは意外とラジオ。というか、ポッドキャストですね。「荻上チキのsession22」は他の追随を許さない情報量と、フットワークの軽さが凄い。通学中に聴いてる。

あと最近好きなのは「東京ポッド許可局」。サンキュータツオマキタスポーツプチ鹿島の3人が、まあ面白いトークを繰り広げてる。これは本当にオススメ。そういえば、マキタスポーツさんが話していたので印象深いのがあって、「自分は移動中とかにPodcastを聴いたり、新しいアルバムを聴いたり、時間を有効に使っているつもりだった。でも、よく考えると移動時間ムダじゃない?1時間かけて行っても、15分で打ち合わせが終わる時あるし」って言ってたんだけど、これに当てはまる気がしてきた…。

少し決意表明

上に書いたことのほとんどは通学中にやっているんだけど、移動時間ってそもそもけっこうムダというか。もっと、集中するところに集中するべきな気が…。ニュースというか、情報の奴隷になっている気がする。映画は最近ほとんど観ていないですが…。この2ヶ月は、本当に集中するところに集中します。決意表明っと。

最近、研究の途中経過を発表する機会があって、あんまりうまくいかなかったので焦り始めてる。準備がもっと必要なのだが、どこで時間を捻出しようかと考えて普段の生活を振り返ってみたが、この2ヶ月だけは上のように、なんでもかんでも貪欲に時事問題を追うのは少しストップしようと思う。というのも、研究対象は1970年代の東アジアにおける国際関係史って感じだから。うん、まあ、がんばろっと。