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Hooney Got His Pen

映画の感想と勉強日記

スティング

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 ロバート・レッドフォードという名前は知っていたが、映画で観たことはなかった。スクリーンでの彼は、やんちゃで愛らしく惹きつけられる。一目見てその魅力が分かったし、「名優」と呼ばれる所以は観た後に分かった。

 やんちゃ顔の彼は見た目通り、小気味のいいトークと詐欺で人をだましていく。小者の詐欺師である。小者らしくケチな詐欺で済ましておけばいいのに、ひょんなことから超大物ギャングの金を盗んでしまうことに。さて、刺客を仕向けられて殺されそうなるし、親友は殺されてしまった。友人が殺され許せないと思う一方で、一人では太刀打ちできない。

 そこで、ポール・ニューマンの登場である。『暴力脱獄』で観たよりも、少しオジサンになった彼はベテランの詐欺師である。ただ、ベテランで詐欺の技術は一級品でも、飲んだくれて落ちこぼれている。そんな彼がロバート・レッドフォードを助けることに。彼と一緒にギャングを倒そうと奔走し、やがて強力なタッグを組んでいく。友情が生まれていく。

 バディムービーとして面白いが、馴れ合いをしているわけではない。二人の関係は緊張感に溢れている。なにせ二人とも詐欺師であるから、どこまで信用できるのか観客もよく分からないのだ。

 それだけに、クライマックスはハラハラして結末まで目が離せなかった。アカデミー脚本賞を受賞したのも納得である。

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