Hooney Got His Pen

映画の感想と勉強日記

『クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル‼︎(2013)

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(2013年)

【あらすじ】
B級グルメ」のイベントに行く途中、伝説のソースの運搬を任された、しんのすけたち“カスカベ防衛隊”。そのソースは日本のB級グルメを守る大切なソースだった。A級グルメの魔の手が忍び寄る中、しんのすけたちは庶民の幸せを守り抜くため、ソースを無事に運ぶことができるのか……。
http://m.cinematoday.jp/movie/T0016405


クレしん映画の記憶】
クレヨンしんちゃん」は小さい頃から大好きでよく見ていた。映画版もテレビで放映していたので、かかさずチェックしていた記憶がある。
"2000年代で最も重要な日本映画"である『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』が一番好きで、その次は『アッパレ!戦国大合戦』が好きだった。この二作に共通するのは、監督が天才・原恵一であることである。
他にも何作か好きな映画はあるが、どれも『戦国大合戦』より以前の映画だった。『戦国大合戦』以降は、小学生〜中学生の頃に映画館に観に行ってもあまりに面白くなくて失望してしまった。(←『3分ポッキリ大進撃』だったと思う)
それ以来もうほとんど見ないようになってしまった。


そして、本当に久しぶりに観たクレしん映画の本作『B級グルメサバイバル‼︎』である。

いやはや、めちゃくちゃ面白かった。
クレしんお決まりの下品なギャグはもちろんあるが、なかなかハイブローなギャグがあって センスの高さを感じた。


カスカベ防衛隊の危機
なんといっても今回重要なのは、カスカベ防衛隊が一度は解散してしまうほどの危機を迎えることである。これまでにも彼らの気持ちが離れるピンチはあったように思うが、はっきりと「解散」という言葉が使われたのは初めてではないか。

カスカベ防衛隊は、結成以来の危機を乗り越えることができるのか。


そして、エンディングに流れるSEKAI NO OWARIの"RPG"である。使われているとは知っていたが、こんなに意味のある使われ方だったとは!映画の内容に非常にリンクしていて、うまいなぁ〜と泣かせます。

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