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Hooney Got His Pen

映画の感想と勉強日記

『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(2008、アメリカ)

アメリカには「童貞コメディ」というジャンルがある。

童貞の男の子が主人公で、その彼がいかにして初体験を遂げるのかというお話である。このジャンル映画のあらすじ、すべてがそうである。

しかし話の筋は同じでも、彼らが「いかにして童貞になったか」つまり、なぜ女性とお付き合いできないのかは無数のパターンがある。「いかにして卒業を迎えるのか」も同様。童貞の数だけ物語があるのだ。

アメリカといえば、毎週パーティが開催されていて、そこではダンスミュージックが爆音で流され男女が踊り狂う・・・なんてイメージがありますよね。僕だけかな?

けれどパーティの裏、いや地下では童貞男子たちが渦巻いているのです。彼らの無念怨念、悔しさが時代を超えて傑作映画を作り出した。今日紹介する「スーパーバッド 童貞ウォーズ」である。


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童貞の高校生3人組

地元の高校に通う、童貞の男の子3人組。彼らは週末のパーティなんかには誘われずに、3人で集まってはTVゲームをしたり、アニメを見たり、漫画を読んだり・・・

まあ、僕も送っていたような高校生活を楽しんでいる。とにかく楽しいんだから、パーティになんか誘われなくてもヘッチャラ!男だけでワイワイするのが楽しい。

だけど、童貞であることはすごくコンプレックスだ。誰か(ほんとに誰だ?)から入れ知恵された「高校卒業までに童貞を捨てることが出来なければ終わり」という強迫観念にさいなまれながら日々の高校生活を送っている。

彼らにはそれぞれ、意中の女の子がいる。卒業間近の週末、ひょんなことからパーティに誘われることになる。

「ねえ、パーティにお酒買ってきてくれない?」

パーティの誘いとともに、酒を買ってくるよう頼まれた3人。ここから、一晩の大冒険が始まる!

 

あらすじはこの辺に。今からこの映画をみるひとのためにおすすめポイントを3つに分けて紹介します。


おすすめポイント①「コメディとして、とにかく笑える」

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この映画はそのタイトルからも分かるように、コメディ映画である。コメディとして肝心の「笑える要素」がふんだんに盛り込まれていて、めちゃくちゃおもしろい。

「デブでもじゃもじゃ頭」のセス、「普通のやつ」エバン、「ひょろメガネ」マクラビン。どれもキャラクターが立っていて、会話が笑える。下ネタ満載ではあるが、そこも含めて楽しんでほしい。


 

おすすめポイント②「童貞描写が身につまされる」

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「原始、男は実に童貞であった」という言葉がある(ない)ように、男は誰もがかつて童貞であった。そんな童貞時代は、甘酸っぱくもなくドロドロしていて、余裕がなく、それゆえ恥ずかしいことをしてしまった経験はないだろうか。

この映画は「童貞描写」がリアルで、面白く笑える。それと同時に、いちいち身につまされるのだ。

「こんな恥ずかしいこと言ってたかもなあ」「こんな失礼なことしちゃったかもなあ」なんて、過去の自分の失敗が必ずひとつは描かれているだろう。かつての自分がそこにいて、笑えるし泣けるのだ。ああ、なんて愚かだったんだ、と。

男子は童貞描写にかつての自分を見てほしい。女子は、「あいつらこんなこと考えていたのか」と生温かい目で笑ってあげてください。

 

おすすめポイント③「ヒロインが可愛い」  

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最後にそれかいと思われそうですが、ヒロインが可愛いというのはめちゃくちゃ重要です。「主人公がなぜこの女の子を好きになったのか」には説得力が必要でして、きちんと可愛くなくてはなりません。主人公=観客が惚れないとだめなんです!
その点、ヒロインを務めるエマ・ストーンさんはとても可愛い。まあ、僕の好みもあるとは思うんですが…。
少ししゃがれた声で、喋り方も可愛い。
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すごくいい。


以上、見どころを3つあげてみました。
「コメディとしての面白さ」
「童貞描写」
「可愛いヒロイン」
の3つを考えながら見るとより楽しめるんじゃないかと思います。でも、この映画は頭空っぽで楽しんで観れて、けど何か心に残る…って映画なので、とにかく楽しんでください!

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(よく見たらブルース・リー師匠のTシャツを!)