Hooney Got His Pen

映画の感想と勉強日記

書評

立花隆の自伝と読書術

知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと (文春新書) 作者:隆, 立花 発売日: 2020/01/20 メディア: 新書 立花隆の自伝的な本。これまでの歩みを振り返ってるが、なかなか圧倒される。田中角栄研究に始まり、共産党研究、ロッキード裁…

真魚八重子『映画系女子がゆく!』 (青弓社、2014年)

映画秘宝のムックや、朝日新聞の映画評でおなじみ・真魚八重子さん初の単著。映画秘宝では手際のいい映画評に好感を持っていたし、朝日新聞での映画評も安定感がある。「映画系女子」という、一見すると引っかかる書名に惹かれて購入。「女子」という言葉へ…

【メモ】地方自治

北村亘「大阪における政令指定都市制度の課題と対応」連合大阪「大都市制度等に関する研究会」,2015年02月http://rengo-osaka.gr.jp/whatsnew/data/doc/daitoshiseido_chuukan-houkokusho_150228.pdf北村先生の論文。整理されていて分かりやすい。「5・17住…

【書評】 『危機の二十年‐理想と現実‐』(原彬久訳)岩波文庫、2011年

今週のお題「読書の夏」 E.H.カー著『危機の二十年―理想と現実―』(原彬久訳)岩波文庫、2011年 E.H.カー(1892‐1982)は、H.J.モーゲンソーと並び、国際政治学の現実主義(リアリズム)学派を代表する国際政治学者であり、その先駆者とい…